心が穏やかなとき 精神は静かになる
精神が静かなとき 心は開放される・・
こころが開放されると こころは満たされ
平穏になる・・
こころが満たされ 静けさにあるとき
そこに動揺はない 動揺しないとき 気は巡る・・
気が巡るとき 形から自由になる
形から自由になるとき 気つ’’きが訪れる
気つ’’きが訪れるとき 精神と呼吸はひとつになり
すべてのものはその根に還る・・・
Tao Yoga ~ 練習のための7つの指針
1.精神を集中する――精神を集中することで、エネルギーを統合します。精神
が乱れていると乱れたエネルギーをまねき、健康を損なう結果となります。
2.マインドを落ちつかせる――マインドが静かで明晰であれば、その分、練習 で体験するエネルギーが強くなります。頭のなかが落ちつかなければ、よどんだ エネルギーをまねき、誤った練習となってしまいます。
3.グラウンディング――練習中はしっかり根をおろすように。大地とつながり、練習を通じて体、精神、エネルギーが一体となっていくにまかせます。常に中心 にとどまるようにしましょう。
4.リラックス――筋肉を深くリラックスさせます。練習するにつれて、筋肉が のびて開いていくのを感じましょう。腱(骨格筋を骨に結びつける組織)をリラ ックスさせ、ひきのばします。骨をリラックスさせ、骨格内の空間が開いて広が っていくのを感じます。マインドも、息も、心もリラックスさせます。
5.清浄――練習するときには心の内に、清らかで純粋な感覚をもちます。きれ いな場所、できれば自然のなかで練習してください。頭のなかは、清らかで純粋 な方向に向け、その方向性が練習と一体となるようにします。
6.バランス――練習では、静と動のバランスがとれている必要があります。息 と練習のバランスもとらなければなりません。練習を通したエネルギーの開発に もバランスが必要で、エネルギーは多すぎても少なすぎてもいけません。バラン スをとりましょう。
7.統合――練習を通して、まずマインド・体・息・精神・エネルギーを統合し ていきます。これらが統合できて、その状態が定着したら、さらなる練習を通し て、自己と自然・宇宙との統合へと進んでいきます....
Consider That Which is Insignificant
目立たぬものに気をとめよ
じっと動かないものは、かんたんに静めておける
まだ現れていないものは、かんたんに防げる
まだ弱いものは、かんたんに壊せる
まだ不完全なものは、かんたんに追い散らせる
ものが現れるまえに手を打ちなさい
秩序が崩れるまえに統制しなさい
強い木も、ごく小さな根から生まれたもの
九重の塔も、石をひとつずつ積み上げたもの
千里の道も、ただの一歩からはじまる
なにかを改善しようとしたら、損なってしまう
なにかをつかめば、失ってしまう
よって、賢者はものを作り上げようとしないがゆえに損なわず、
つかもうとしないがゆえに失わない
仕事の完成をいそぐ者は、何度も成功に近づいては失敗する
成功するためには、最初と同じく、最後にも気をつけなければならない
よって、賢者は欲望から解き放たれることを欲し、
得がたいものには価値をおかない
そうした者は無学になることを学び、
みなが無視する一つなるものへと還りゆく
その精神でもって、あらゆるものを自然な成長へとみちびく
それでいて干渉はしない
~ 老子
Tao Yoga is a treasure from Ancient China. Like a cultural heritage.
タオヨガは古代中国の文化遺産ともいえる宝物です。
きちんとした練習をすれば、体を強くし、病を癒し、
幸せに長生きすることができます。
練習にまつわる古い言い伝えがあります。
「法則なくば成功なし」
タオヨガの技法には、独自の練習原則、ルール、
基準があります。ルールや基準に反すると、
求めるものの反対を得ることになってしまいます。
成功が得られないばかりか、
自分の体とマインドをリスクにさらすことになるのです。
正しく秩序立った練習は、健康に目覚ましい効果を上げます。
正しくない練習・不注意な練習は、大きなダメージをもたらしかねません。
先人たちは、私たちに「したがうべき道」を詳しく教えてくれています。
私たちは、先人たちの敷いてくれた道をたどる意識と知恵を持たなければなりません。
練習するときには、きれいで静かな場所でしなければなりません。
強い風や冷たいすきま風が体にあたらないようにしなければなりません。
練習後、汗をかいていたら、すぐにかわいた服に着がえなければなりません。
湿っぽいところ、汚いところで練習すべきではありません。
墓地の中やそばで練習すべきではありません。
ゴミが腐りかけている場所の近くで練習すべきではありません。
満腹のとき、空腹のときには練習しません。
性行為の直後には練習しません。
感情的になっているとき、怒っているときや心配しているときには練習しません。
病気のとき、疲れているとき、眠たいときには練習しません。
練習の直後には冷たいものを飲んだり食べたりしません。
練習後に辛いものやスパイスの強く効いたものを食べません。
練習後にアルコールは飲みません。
「三つの禁忌(きんき)」の教えは、師から生徒へと受け継がれている伝統的な教えです。
それは「三つの害」「三つの致命的な間違い」とも呼ばれています。
「三つの禁忌」とは――
1. 胸を前に張り出し、腹部を引き上げるのを避けること。
「胸を突き出し、おなかを引っ込める」とも言います。
2. 怒りの気を避けること。言い換えるなら、
「息を強いる」「息を止める」「息を抑えこむ」のを避けること。
3. ぎこちない力を避けること。言い換えるなら、
「不適切な力を使う」「へたな力を使う」
「無理な力を入れる」のを避けること。
練習する際には、練習を通して5つの特質にはたらきかけ、手に入れようとしていることを理解しなければなりません。それは練習に取り組むことによって得られる「5つの成長」と呼ぶことができます。
「5つの成長」とは――
1. 練習方法
2. 内なる技術
3. 気エネルギーの養成
4. 内なる力の開発
5. スムーズな気の流れ
三つの禁忌に注意しないと、
「5つの成長」による成果が得られないだけでなく、
練習を続けているうちに、体・マインド・内なるバランスに
大きな害を及ぼすおそれがあります。
おそらく「三つの禁忌」のうち、ほとんどの人にあらわれやすいのは「怒りの気の使用」です。
「息を強いたり止めたりすること」と言い換えることもできます。
練習中に無理な息づかいをしたり、
強い力をかけて息をしてしまいがちです。
細く、長く、スムーズで、深く、やさしく、バランスのとれた息ができるように訓練するのは基礎的な技術で、とても大事です。息を正しく使えないと、決して成功することも成長することもできません。
初心者の生徒はたいてい、この問題を内側から感じることができないので、すぐにくせになってしまいます。
なにかが一度くせになってしまうと、変えるのが難しいものです。
このことを理解し、最初の練習から気をつけることが、とても大切です。
気を配り、注意を怠らず、集中し、ガイドラインにしたがってください。
3つの禁忌を避けることができれば、生徒は早いうちに正しい練習方法が習慣となり、内なる技術を養い、気エネルギーを高め、内なる力を開発し、スムーズな気の流れを得ることができます。
タオイストの技は、その技法と原理原則にしたがう者に、偉大な宝を授けてくれるのです。
最初がいちばん大事な時だと言われています。
最初がよくて正しければ、成功は約束されています。